2017年

11月

08日

玄関にサンザシ

 

 

今、我が家にサンザシがある。

 

ボケ〜と見ていた。 

 

 

 

 

楽しげだ・・

 

 

 

2017年

11月

05日

ガスタンクの詩〜うた〜

 

 

福島駅から新幹線が走り始めてすぐに

もも、りんご、なしが描かれた

二つの巨大なガスタンクがある。

 

震災前は景観条例のために、

タンクに絵を描くことがNGだったらしいけれど・・

 

2012年からだから、復興の意味を込めて描いたのだろう。

 

 

 

 

もも、りんご、なしは福島を象徴するもの。

とってもいい感じになっている。

 

案外、全国有数の記憶に残るガスタンクかもしれないね。

そして、このタンクの反対側には

 

りんごが切られて・・なんと蜜入り。

 

 

 

福島から東京方面に行く方、気持ちに余裕があったら

このタンクを眺めてみてください。

 

 

そういえば、今日11月5日はいいりんごの日。

 

い・いり・ん・・かな。

 

 

 

 

 

2017年

11月

01日

岩代清水駅

 

 

福島交通飯坂線の岩代清水駅が最寄りの駅だった。

 

岩代清水駅の名前は

“岩代”は福島市が岩代の国だったこと。

“清水”はすぐそばに福島市役所の清水支所が近くにあったからだろう。

(駅から徒歩1分だったかな・・現在は西500メートルに移動)

 

とにかく湧水が 多い地域で、田んぼ、りんご畑ばかりだった。

 

この絵の右端の白い蔵のおうちは遠い親戚だ。

そして、火の見やぐらの向こうに八幡神社がある。

 

そういえば盆踊りの日には夜九時ぐらいまで、神社から

近所のおじいさんの笛の音が響いてたなあ・・

 

 

2017年

10月

29日

みかん色づく・・

 

 

引っ越してもうすぐ1年、

夏みかんがすこ〜しだけ色づいた。

 

五月に花が咲き、六月に実がつき始める。

八月には実も大きくなり、十月は木がしなるほど。

そして、冬に向かってどんどん黄色くなっていく。

 

 桃栗3年、柿8年、梅はスイスイ13年、梨はゆるゆる15年、

 柚(ゆず)の大バカ18年、ミカンのマヌケは20年

 

 みかんは実のなる木になるまで20年か・・

 

 

 

※この言葉の本当の意味は、一つのことをやり遂げるのに、

 努力をした人は3年、努力を怠った人は20年かかるといい、

 努力することが大切だという臨済宗の教えらしい。

 

 

 

2017年

10月

25日

ハシゴ

 

 

そのお医者さんは、なぜか不機嫌そうに言った。

 

「健康診断でアドバイスはしないんです。もし、悪いところがあるのなら、

 専門医、もしくは掛かりつけの医師に相談してください。」

 

もっともな意見に聞こえるが、送られた健康診断結果の書類に

(診断を受けた病院から、きちんとアドバイスを受けてください)

と書いてあったから予約して来ているのに・・少し腹が立った。

 

(でも、このお医者さん、何でこんなこと言うんだろう)

少し疑問に思い、話を聞いていると少しずつ言いたいことが

わかってきた。

 

 

 

 

カウンセリングを長くするほどの時間の余裕もないこと。

さらに驚くことに常勤ではなく、この病院の次の人が決まるまで

昔のよしみで週一で手伝っているということ。

自分は呼吸器系専門で総合的には見れないこと。

 

そして・・

数値の多少の異常を患者さんが気にしすぎ、医者に依存しすぎること。

 

しばらく話していると、今の医療界の現状、経営の難しさ、

趣味は写真、お父さんは絵を描くのが趣味であること。

結構長く話した。

 

 

最後に、

「この症状だとこの近くのこの先生が優秀だからあなたにあっている。」

そんな風に言われた。

 

生まれて初めて病院をハシゴした。

そこは小さな古い医院だったけれど、本当に言われた通りの

優秀でわかりやすい先生だった。

 

 

 

2017年

10月

01日

栗ご飯は作るのがたいへん。

 

 

「栗ご飯作るの・・これが最後にしようかな。」

義母がみんなに嘆願するようにつぶやいた。

 

母は疲れてくると弱気になるタイプ。

(先週から疲れで言っているのかな)と思ったが

 

茹で栗じゃなくて生栗を包丁でたくさん

剥かなくてはいけないことを聞くと、

(そう思うのも無理無いや)と義母が気の毒になった。

 

 

 

 

最近はスーパー、コンビニに行けば

安安と栗ご飯は手に入る。

それも意外と安かったり、

 

でも家で炊いた栗ご飯は違う。

湯気がもうすでにうまい。

 

やっぱり作って欲しい・・けど。

今は買うより作る方が贅沢な時代かもしれない。

 

 

2017年

9月

25日

亡くしてはいけないもの

 

キンモクセイの匂いは

焦り気味の心のレバーを引き戻してくれる。

 

 

今、心のレバーはここ1年、ずっと急ぎモード。

それはそれで悪いことでは無いんだけれどね。

 

 

 

 

小さい頃から

「正機、ボケ〜としてんな」と言われて来た僕も

今はバタバタ、アタフタしている。

 

でも“忙”の漢字のように“心を亡くす”ではいけないのだ。

 

そんなことを思い出させる

キンモクセイは大事な匂いだ。

 

 

2017年

8月

01日

風待の会(名古屋松坂屋)

 

明日から名古屋松坂屋美術画廊で 風待の会 始まります。

 

僕は4日の午後1時から午後5時まで会場にいます。

お時間ございましたら、ご高覧よろしくお願いします。

 

2017年

7月

27日

みどりの只見線・・その5

 

 

早戸駅(6月30日の記)

 

(目の前すべて只見川だ・・)

ホームに立つとそんな感動!

 

まるで、江ノ電鎌高前のホームから眺める海のような一体感

(ん〜ちょっと違うか)

 

とにかく早戸駅が秘境駅と言われているのに納得。

 

 

2017年

7月

23日

みどりの只見線・・その4

 

 

滝谷駅(6月29日の記)

 

この駅は只見川沿いから離れて車で五分ぐらいの山の中。

数件のひっそりとした集落の中にある駅で

ほとんど乗降客もいないようだ。

 

(この集落には子供はいるんだろうか・・いないよなぁ・・)

そんなことを考えながら無人駅のホームで邪魔にならないように取材していた。

 

ホームの端っこは標識だらけ。いろいろで面白い。

 

(あの緑の奥から汽車が来る)

 そう思って、待っている子供も描いてみた。

 

 

2017年

7月

16日

みどりの只見線・・その3

 

塔寺駅(6月29日の記)

 

会津盆地が終わり、木々に囲まれていよいよ深い山間である。

この駅はクマが出没したぐらいだ。もうしばらくすると只見川

が見えてくる。

 

 

2017年

7月

16日

みどりの只見線・・その2

 

 

蓋沼森林公園近く(6月29日の記)

 

緑の匂い、日に焼けた緑の匂いがする。梅雨時の取材なのにここ数日は雨が降っていないらしい。それどころか今日の気温は32度。只見線は会津若松駅を出発すると、会津盆地の田園地帯を軽く巡るようにして通り抜ける。

 

 

2017年

7月

08日

みどりの只見線・・その1

 

 

春の取材ができなくて、六月末に夏の取材になった。

 

一面、緑、ミドリ、みどり・・これもいいなぁ

 

(そう只見線カラーは若葉色と青葉色だから、汽車に似合うのだ)

 

しばらく、ブログは只見線特集。

 

 

2017年

6月

21日

グループ展〜風待の会〜のお知らせです

 

 

 

展覧会のお知らせです。

 

第四回  風待の会   が銀座ギャラリー和田にて

6月29日(木)まで開催されています。

 

今年の小作品の御題は “ 座銀 ” です。

 

 

お時間ございましたら、ご高覧よろしくお願いします。

 

 

2017年

5月

07日

ご高覧ありがとうございました

 

 

4月26日から5月2日まで開催しました

日本橋三越の展覧会 齋正機 日本画展〜記億鉄道〜の展示が

無事終了致しました。

 お忙しい中ご高覧いただいた皆様、ありがとうございました。

 新たな取材を重ねて、また皆様にご高覧いただけますよう

制作していきたいと思います。

 

 

2017年

4月

11日

ギリギリとマイペース

 

 

やっと今月末の個展作品が完成した。

いつもよりギリギリ。

 

僕は追い詰められて力を発揮するタイプではない。

だから、期限ギリギリはとっても苦手だ。

 

のんびり気分でマイペースに制作しなければ

絵を描け無いのだ。

 

  

 

 

昔っから、日々坦々はできるんだけれど

合理的に集中してが出来ない。

 

焦るとスピードアップどころか

ダウンする。

 

まあ・・さすがに半世紀生きていると

自分自身を少し操縦できるになりましたが。

 

また、ブログを普通に更新できそう。

 

 

まだ先だけれど

展覧会のお知らせです。

 

 

 

◆お知らせ

 

4月26日(水)より 5月2日(火)まで

 

日本橋三越本店 本館6F美術特選画廊 にて、

 

齋 正機個展 〜記憶鉄道〜  を開催します。

 

約25作品の展覧会です。

 

 

2017年

3月

25日

マジンガーZのこと

 

 

マジンガーZの絵を頼まれた。

 

そう、僕はマジンガーZを描いて上達する世代。

広告の裏紙に随分描いたから

資料見なくても、ある程度は描ける。

 

でも、それを自分なりに作品化する時が来ようとは・・

 

試しに見ないで描いてみる・・・ん・・微妙・・

 

 

 

 

展示する絵はちゃんと描いているので

ご心配なく・・

 

お知らせです。

 

 

西武池袋本店別館2階=西武ギャラリーにて

永井豪先生の展覧会が開催されてます。

トイクリエーターやホビーメーカーが集結したキャラクターの展示販売会です。

マジンガーZの絵画を出品しています。

お近くにお越しの際はお立ち寄り頂けると幸いです。

 

 

2017年

3月

20日

もくれんのこと

 

 

白モクレンは、もはやピークを過ぎた。

 

つぼみの期間が長く思えて

(ずっと咲かないな)と思っていたのに

咲くときは、あれよあれよ・・

 

あれ程、清楚に咲くのに

茶色く汚れたように落ちると無情である。

同じ散るでも桜とは違う。

散り際が美しければ もっと注目されただろうに。

 

でも、そんなモクレンが僕は好きだ。

 

 

2017年

3月

18日

塩屋埼灯台のこと

 

 

僕は、盆地出身だから子供の頃、海は苦手だった。

 

さすがに今はそんな事は無い。

苦手意識が解消されたのは、灯台の美しさに

魅せられたからのような気がする。

 

塩屋埼灯台は“日本の灯台50選”にも選ばれた

福島県いわき市にある灯台。

 

“喜びも悲しみも幾歳月” の映画の撮影、

美空ひばりの “みだれ髪” の歌碑など・・

 

全国的にも名の通った白亜の美しい灯台である。

 

 

 

 

「この辺は津波が来ないって言われていたのにねえ〜」

 

昨年の春、この灯台を訪ねた時に受付の女性が言っていた。

この地域は遠浅で津波が来ないと言われていたらしい。

 

そのことは、3,11の避難を遅らせた原因になった。

被害は甚大だったのだが、120名もの方が帰らぬ人に。

 

いわき市の亡くなられた三分の一はこの地域だったのだ。

 

 

 

 

灯台は高台にあったので無事だったけれど

この地域の建物、施設等はほんの一部を残して

流されている。

 

海岸は2017年現在、かなり土地が盛り上げられて

灯台以外、この地域の面影はほとんど無くなったらしい。

 

一週間前、大震災から6年目を迎えた。

 

復興が進んだ、進んで無いの議論、

誰の責任かの議論も必要なんだろうけど・・

 

寄り添う意識を持ち続けることが、

何より一番重要な気がする。

 

その意味でも

塩屋埼の灯台は大事な役目をしているのだろう。

 

 

2017年

3月

05日

珍しい・・

 

 

うちの庭は日陰気味。梅の花は今が八分咲き。

でも、昨日こんなのが・・咲いた。

 

半分が紅。半分が白

 

 

 

これぞ、まさしく・・・紅白梅。

 

何か良い事ありそうな。

 

珍しい・・すごいね。

 

 

 

現在、齋正機 ドローイング展(新生堂)を開催しています。

お時間ございましたらよろしくお願いいたします。

 

                出品作   「銀座木村屋桜あんぱん」

 

 

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