美しい白亜の灯台、いわきの塩屋埼灯台
今頃、海風を受けながら・・
ツバメは悠然と飛んでいるに違いない。
『塩屋埼灯台 ト共ニ』の一部分 15F
2018年制作日本画
2019年東邦銀行カレンダー
【作品解説】
いわき市薄磯海岸の断崖に立つ白亜の塩屋
埼灯台。約40キロ先まで照らす大灯台であ
る。大震災で、灯台のある薄磯地区の被害
は甚大で犠牲者も多い。悲しい事である。
しかし現在は防波堤工事も完了し海水浴場
も再開している。
もともと薄磯海岸は1キロにわたって白い
砂浜が続く風光明媚な海岸で、その中でも
塩屋埼灯台はシンボル的な存在である。
平穏でいっそう賑やかな地域、そして灯台
であるよう願いを込めてこの絵を描きまし
た。